

皆さん、こんにちはこんばんは。
今回はUbuntu22.04 LTSにNodeJSをインストールしたかったので、インストール方法をまとめてみました。
Ubuntu22.04 LTS標準のNodeJSのバージョンを確認
まずはUbuntu22.04の標準で入っているNodeJSのバージョンを確認してみましょう。
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sudo apt info nodejs |
Package: nodejs
Version: 12.22.9~dfsg-1ubuntu3
Priority: extra
Section: universe/web
Origin: Ubuntu
~
※一部抜粋しています。
こちらがUbuntu22.04 LTSに標準で入っているNodeJSのバージョンになります。
NodeJSのバージョンが12.22.9となっていますが、NodeJSの公式では18.17.1が推奨版として記載がされています。
NodeJS公式ダウンロードページ
※2023年8月28日時点
Ubuntu22.04 LTSの標準のものではバージョンが古いので、これから実際に推奨版のv18.17.1のNodeJSをインストールしていきたいと思います。
NVM – NodeJSのバージョン管理ツールをインストール
そのままnodejsをインストールすると古いバージョンがインストールされてしまうので、折角ならNodeJSのバージョンも切り替えができるようNVM(Node Version Manager)というバージョン管理ツールを入れてインストールしたいと思います。
NVMをUbuntu22.04にインストールするには公式にアクセスしてもらうとインストール手順が記載されています。
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curl -o- https://raw.githubusercontent.com/nvm-sh/nvm/v0.39.4/install.sh | bash |
READMEファイルからこちらのコマンドをコピーして実行します。
インストールが完了したら、.bashrcを読み込みます。
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source ~/.bashrc |
インストールできたこを確認します。
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nvm -v 0.39.4 |
バージョンが表示されたらNVMのインストールは完了です。
推奨版のNodeJSをインストール
まずは、どのバージョンのNodeが利用できるかをNVMを使って確認してみます。
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nvm list-remote |
~
v18.6.0
v18.7.0
v18.8.0
v18.9.0
v18.9.1
v18.10.0
v18.11.0
v18.12.0 (LTS: Hydrogen)
v18.12.1 (LTS: Hydrogen)
v18.13.0 (LTS: Hydrogen)
v18.14.0 (LTS: Hydrogen)
v18.14.1 (LTS: Hydrogen)
v18.14.2 (LTS: Hydrogen)
v18.15.0 (LTS: Hydrogen)
v18.16.0 (LTS: Hydrogen)
v18.16.1 (LTS: Hydrogen)
v18.17.0 (LTS: Hydrogen)
v18.17.1 (Latest LTS: Hydrogen)
v19.0.0
v19.0.1
~
とても長いリストになるので一部抜粋して紹介しますが、しっかりv18.17.1も存在していますね。
リストを確認したらバージョンを指定してインストールします。
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nvm install v18.17.1 |
今回の目的であるNodeJS推奨版のバージョンをインストールしました。
以下のコマンドを使ってインストール済みのバージョンリストと現在利用しているNodeJSのバージョンを確認します。
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nvm list |
-> v18.17.1
default -> v18.17.1
“->”と記載があるバージョンが現在利用中のバージョンとなります。
※今回はv18.17.1しか入れていないので、リストとしては1つしかありません。
最後に
プロジェクト毎にNodeJSのバージョンが異なる場合はNVMを利用することをおすすめします。
複数のバージョンをインストールしておいて、切り替えが簡単に行えるので異なるバージョンであってもインストールや切り替えする手間が減るのでかなり便利ですね。