AdonisJS v5 – インストールする!

皆さん、こんにちはこんばんは。

最近NodeJSに興味を持って個人でちょこちょこ勉強しています。
元々はWebsocketの機能を簡単に作りないなーと思ったのがきっかけです。
後、単純にプログラミング言語1つでアプリが開発できたらシンプルに楽だなと。

そこで、フレームワークを選別していくんですが人気どころで行くと”express”が軽量で拡張のしやすさがメリットとして挙げられていますよね。
ですが、元々私がPHPで開発することが多くMVCフレームワークに慣れていることもあり、もしPHP出身の方でLaravelを使い慣れている方は”Adonis”というフレームワークをおすすめします!
今回はそんな”Adonis”というNodeJSのフレームワークを使って開発していこうかなと思いました。

はじめに

なぜAdonisというフレームワークを選んだかというと、単純に私がLaravelを好きだからです。
AdonisというフレームワークはLaravelの構成にめちゃくちゃ似ています。Laravel経験者であればアプリ構成の把握は容易いでしょう。
シンプルに学習コストも抑えつつというところも考慮してAdonisを選択しました。

Adonisの公式にも以下のように紹介されています。

AdonisJS is a backend framework. It helps you create data-driven dynamic web applications. Using AdonisJS, you can handle the HTTP requestsquery the databaseauthenticate usersupload files, send emails, and do a lot more.

If you have ever worked with a different backend framework like Rails, Laravel, or Django, then you can consider AdonisJS to be in the same boat.

まさに上記の通りですね。

Adonisのバージョンについて

Adonisでは現在v6がアルファ版としてリリースが予定されています。(2023年9月4日 現在)
※先行してv6を利用するにはGithubスポンサーに加入する必要があります。

Adonisのバージョンは現在v3〜5までが正式にリリースされており、その中でもv3〜4は公式でもレガシーであると公表されています。

Adonisレガシーバージョン公式

また、レガシーバージョンについては公式から以下のように記載されています。

You are viewing the legacy version of AdonisJS. Visit https://adonisjs.com for newer docs. This version will receive security patches until the end of 2021.

2021年末にはセキュリティパッチのサポートが切れていますね。
なので、現時点で正式リリースされておりパッチなども適用されているv5をインストールしていきたいと思います。

Adonis v5がリリースされたのが明確には分かりませんでしたが、公式から出ている記事を見る限り2021年1月頃に正式リリースされたのかと思います。
公式リリースノート

AdonisJSをインストール

今回Adonis v5をインストールする環境は以下です。

環境情報

※Adonis公式からはnodeのバージョンは最低v14以上が必要と公表されています。

すでにnodeがインストールされていることを前提で進めていきますので、まだnodeがインストールされていない場合はこちらの記事を参考にインストールしてみてください。

それではさっそくインストールしていきます。

上記npmのコマンドを実行してadonisの初期セットアップを行なっていきます。

“–“以降にあるのはオプションで今回はデバッグ情報を表示するように設定しました。
稀にインストール中にエラーが発生したりするので、原因を突き止めるために入れています。
※オプションは必須ではありません。
他のオプションを確認したい方はこちらのnpmパッケージサイトから確認できます。

コマンドを実行すると順番にプロジェクトについて質問されますので、適切プロジェクトに合ったものを選択してください。
全て選択し終えるとインストールが開始されます。

インストールが完了するとこのような画面が表示されます。
こちらは私がインストールした直後の画面です。
webpackに関してはフロントエンドをReactで開発予定で独自で設定を加えていくので今回は”false”の設定にしています。
※オプションでデバッグ情報を出力する設定をした場合は間にデバッグ情報が表示されます。

開発サーバーを立ち上げてサンプルページを表示する

インストールはあっという間でしたね。
では、さっそくサンプルページを表示させて行きたいと思います。
インストール後に表示されているコマンドを実行して開発サーバーを立ち上げて行きましょう。

コマンドを実行するとこのように表示されます。
これで開発サーバーが立ち上がりました。
さっそく”Server address”に記載されているURLにブラウザでアクセスをします。

このようにAdonisのサンプルページが表示されていれば開発サーバーもしっかり立ち上がっておりインストールも正常に行えています。
また、”Ctrl + C”で開発サーバーを停止できます。

念の為、インストールしたadonisのバージョンも確認しておきましょう。
以下のコマンドで確認ができます。

バージョンもv5のものがインストールされていますね。
“App version”はプロジェクトに対するバージョンなのでここは自分達でバージョンを変更していきます。

最後に

Adonis v5のインストールが一通り完了しました。
ですが、実はこの段階ではまだホームページを表示させることしかできないんですね。

どういうことかというとこれだけではWebアプリは作れないということになります。
なぜならば、今の時点ではAdonisはそもそもデータベースとやり取りができません。
というのも必要最低限のモジュールしかインストールされていないからです。

それだとWebアプリを開発する上で困ってしまうので次回はWebアプリを開発するにあたって必要なモジュールを一式インストールしていきたいと思います。

近々投稿予定ですので、しばしお待ちください。

それではよいAdonisライフを!

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